車椅子M.S君と行く九州・・・無謀な旅 (part10)



 13時05分、肥後大津駅に到着しました。
ここで、熊本行きに乗り換えます。
 次に乗るのは、13時08分発の、熊本行きのワンマン普通列車。
815系の2両編成です。
 車内は、ご覧のように、オールロングシートとなっており、この部分は不評です。

車椅子のM.S君は、あおなみ線の座席配置に似ている…と言ってました。
 M.S君も座席に座らせたので、車椅子は、このように運転室の後ろへこのように、置きました。
それにしてもこの色使い・・・ 九州はやはり、違いますよね。
 途中駅では、列車行き違いのため、運転停車をしました。

 ところで、警報機の無い踏み切りで、老人が直前横断したので、危うくひいてしまう状況がありました。 あと、2〜3秒列車が早かったら、大惨事になっていたところでした・・・
ホント、危ないので、直前に横断するのは止めて貰いたいものです。
 13時42分、終点の熊本駅に到着しました。

すでに駅員が待機して待っており、対応が良かったです。
 ここから、再び南下をはじめます。
まずは、13時52分発の特急「リレーつばめ45号」に乗車します。
787系です。
 次の停車駅、新八代駅が終点なので、わたくしたちは、グリーン車にせず、普通車の指定席を確保しました。
 車椅子のM.S君、この普通席のつくりにも驚いていました。
普通席を確保して正解でした。
 787系は、八代平野を時速130kmで飛ばしていきます。
遠くには、九州新幹線の高架橋がみえました。
 列車は、徐々に速度を落とし、終点の駅が近づいてきました。
隣のホームには、九州新幹線が・・・
 14時12分、新八代(しんやつしろ)駅に到着しました。

ここから、いよいよ九州新幹線の800系「つばめ」に乗車です。
 早速乗り込むことにします。
M.S君は、何だこの新幹線は・・・と言う感じで非常に驚いていました。
 デッキ部分にも個性がありました。
M.S君は、洗面所にある縄暖簾が、非常に興味を持ってみていました。
 客室の扉が開くと、こんな感じ。
M.S君は、すごい・・・を連発して叫んでいました。 
 指定された座席へ向かおうとしましたが、指定席は全く人がいなかったので、こちらの車椅子席に座ることにしました。 客室乗務員に伝え、許可が出たので・・・。

M.S君もすぐに車椅子から降りて、こちらの座席へ座りました。
 14時15分、定刻どおり「つばめ」は、発車しました。
何度も言うようですが、加速が速いです。
 14時29分、最初の停車駅である新水俣(しんみなまた)駅に到着しました。

M.S君も新幹線の速さに驚きでしたが、トンネルが多いため、居眠りが多くなりました。
 新水俣駅を出て、しばらく走行すると、車窓に一瞬でありますが、八代海の海が見えます。
 この日は天気が悪かったので、綺麗に撮れませんでした。
 14時37分、出水(いずみ)駅に到着しました。

M.S君に鹿児島県に入ったことを伝えると、南の果てへ来たんだ・・・という気持ちになっていました。
 この九州新幹線は、まっすぐな道ですと、揺れが無いです。
このように、たばこが立ちます。倒れることが無かったです。
 15時02分、終点の鹿児島中央(かごしまちゅうおう)駅に到着しました。
 ここで時間がありますので、九州新幹線を撮影・・・。
 新八代ですと、3分しか余裕が無く、のんびりと撮影が出来ません。
 ここで撮るのがお勧めですが、先頭部がきちんと入らないので、注意が必要です。
 こちらが鹿児島中央駅の駅舎です。
車椅子のM.S君、新幹線内で居眠りをしていたせいで、寝ボケており鹿児島にいることを実感するのに、時間を要しました。
 駅舎の隣には、このように大きな観覧車などでかい建物があり、鹿児島の街も大きく変わりました。
 わたくしたちは、市電乗り場へいき、路面電車に乗ることにしました。




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